第一回の講義でお話しした東豊書店の場所です。東豊書店では中国書籍はもちろんのこと、台湾書籍も豊富に揃っています。店はそれほど広くないですが、書籍の量はかなり多いです。本棚に置ききれなくなった書物を積んだ壁で、店内は迷路のようになっています。
そういうわけで東豊書店では自力で本を探し出すのが結構大変なのですが、なんか宝探しをしている感じで僕は好きです。足下から天井まで本が積まれているので、何度も立ったり座ったりしなが探します。それでも見つからない場合は、店主に尋ねると山積みの書物の中からいとも簡単に書物を掘り出してきてくれて、書店の店主に対して適当な言葉かわかりませんが、「職人だなぁ」と心の中で感心したりしています。
中国で出版されている『医古文基礎』の日本語版で、医学古典を研究するために必要な知識が網羅的に解説されている、初学者必携の書です。
■医古文の基礎
著者:劉 振民,段逸山, 荒川 緑(訳), 宮川 浩也(訳)
単行本: 315 p ; サイズ(cm):
出版社: 東洋学術出版社
ISBN: 4924954713
2005年10月に行った新医協東京支部鍼灸部会症例検討会での「パソコンを用いた古典の検索方法」で使用したパワーポイントファイルです。当日お知らせしたユーザー名とパスワードを入力してダウンロードしてください。
パソコンを用いた古典の検索方法ダウンロード
僕は基本的に欲しい本があったらあまりお金に悩まずすぐ買ってしまう方なのですが、やはりできるだけ安く購入したいといつも考えています。和書は古本を除けばほとんど定価で売っているのであまり気にすることないのですが、中国書籍は書店によって全然値段が違います。
学生時代はよく学会の業者展示や、神田などで中国書籍を購入していましたが、今から考えても結構高い買い物でした。最近は専らオンライン書店を利用していますが、こちらの方が安価ですし、重たい本を背負って帰らなくてもよいので気に入っています。また、交通費もかかりませんね。
ただ、書店めぐりをすると、思わぬ本との出会いだとか掘り出し物を見つけることができたりするので、書店めぐりもたまにします。そういうわけで今回は以下に中国書籍を安価で購入できるオンライン書店を紹介します。中国語がわかる方は当当網が最も安くお勧めです。当当網はpaypalでの支払いも可能です。
■上海学術書店
大口割引もあり、かなり安く手に入ります。
■書虫
登録するとメールマガジンで新書情報を配信してくれて大変便利です。
■当当網
中国の大型オンライン書店。割引もあり、注文後1ヶ月以内には届けてもらえます。paypalでの支払いも可です。
ここ数年でパソコンは爆発的に普及し、内閣府経済社会総合研究所景気統計部消費班の調査(平成15年度)によれば、普及率が65.7%にも昇っているようです。
時代の流れなのか、現在は紙に印刷された書物の他に、電子書籍なども売り出されており、例えば平凡社の東洋文庫なんかも電子版で購入することができるようになりました。
中国伝統医学古典研究においても、小林健二先生作成の電子テキスト群を皮切りに、現在は様々な形で中国医学古典に触れることができます。今回は以下に画像やテキストで中国医学古典も含めた漢籍・論文・中国書籍を閲覧・ダウンロードできるサイトをご紹介します。
■東亜医学協会
小林健二先生作成の医学古典テキストがダウンロードできます。
■京都大学電子図書館貴重資料画像
ここでは京都大学附属図書館所蔵富士川文庫所収の医学書が多数公開されています。
■東京大學東洋文化研究所所蔵漢籍善本全文影像資料庫
東京大學東洋文化研究所所蔵の漢籍が画像で公開されています。
■龍谷大学電子図書館貴重書画像データベース
2005年10月現在159タイトル、473冊が公開されており、医学書もあります。
■国立情報学研究所
日本で発表された論文の検索、閲覧ができます。有料。
■超星数字図書館
古典から最近出版された書物まで多数公開されています。2005年10月現在約23万人の作者との契約に至っているようです。有料。
■中国期刊網CNKI数字図書館
1994年以降中国で発表された論文が閲覧・検索できます。1994年以前のものも随時公開していくようです。有料。


